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晩秋の出会い② 

土曜日の朝になっても彼女からの連絡は無かった。
僕は、一応、家には帰りは夕方になると言って会社に出かけた。広いオフィスに3・4人が休日出勤をしていた。いつもの土曜日のように、今週のまとめと来週の予定・作戦を立てている最中、携帯のメール着信音が鳴った。午前10時を過ぎた所だった。

『今日、会えますか?』
簡単なメールだった。
『分かりました、この前の場所なら、午後1時には行けます。どこに、何時に行けばいいですか?』
心を落ち着かせて、事務的にメールを返した。

結局、駐車場ではなく、指定された住所の路上で拾う約束をした。

午前が終わり、コンビニで簡単な昼食をとった後、待ち合わせ場所に向かった。土曜日の昼は比較的交通量も少なく予定通り、1時、少し前に指定の場所に着いた。既に彼女は木の影に隠れるようにして立っている。僕は車を彼女の前に停めると、助手席の窓を開け、『どうぞ』と招き入れた。

左右を確認して、素早く乗り込む彼女、僕はシートベルトを付けるか付けないかのタイミングで車を発進させた。前を真っ直ぐ見ている彼女、車内は重い沈黙に包まれていた。

『よかったんですか?』沈黙を破って聞くと、彼女は、小さく頷いた。決心したとは言え、まだ、心の中の葛藤は収まっていないように思えた。

15分程走って、国道沿いのラブホに入った。何度か行った事のある、バリエーションに富んだ部屋を備えたホテル。初めての事もあり大人し目の部屋を選んだ。ただひとつ、彼女の持つ秘めた女の顔を彼女に見せたかったので、天井鏡の部屋を選んだ。

部屋に入ると、上着を脱ぐや否や彼女を抱きしめた。立ったまま、唇を重ね貪り合う二人。生暖かい淫気が二人を覆い、自然と開く彼女の口の中に舌を押し込んだ。徐々に彼女の体の力が抜け、腕に身を委ねているのが分かる。それでも、僕は舌を押し入れ、彼女の口を無理やり開かせていた。

『このまま、ベッドへ行く?』
『シャワーだけ、お願い・・・』

僕が、シャワーから出た時、彼女は既にベッドに入りシーツをに包まれていた。男はシーツに潜り込むと、そのまま覆い被さりキスをした。唇を重ね、舌を絡ませ、混じり合う男と女のにおいに麻痺しはじめた頃、男の口は耳から首筋胸元へと移動した。シーツの中に消えた男の姿、女は目覚め始めた遠き日の快感を感じながら、天井の鏡の中の自分の顔を見ていた。男の口は乳房、乳首を丹念に刺激した後、脇腹を通りビキニラインを刺激しながら女性器に近づいて行く。

『はぁ、はぁ・・・』
女は、湧き上がる欲情と快感に、息を荒めながらも、天の鏡に映る自らの顔を眺めていた。

『これが、女の顔・・・』
女は、下半身に起こる震えを唇を噛んで我慢しながら、愉悦に緩み、歪んだ悦びを堪えている顔に女を感じていた。
『これが、求めていた女の顔なの・・・』
クリトリスを舐めあげ、ズルズルと淫液を吸い出すように刺激する男の口を、更に求めて持ち上げてしまう淫乱な体が、別物のように感じていた。
迫り来る絶頂の予感、女は大きな波に飲み込まれそうになりながらも、蘇った女の顔を見入っていた。
『ダメ、逝っちゃう、ダメ、逝く。。』
唇を噛んで我慢していた表情が一変した時、女の体は上下に波打ち、力尽きた。

『どうやった?』
『凄く、感じました。こんなに感じたの初めてかも・・・』
『ううん、そうじゃなくて、自分の顔、見てたんでしょ? 女の顔になってた・・・?』
『分かってたんですか!』

僕は、どう感じるかは別にして、罪深い女の顔を彼女に認識して欲しかった。妻であり、母であり、その上でも女で居たい事の意味を考えて、それでも女の時を過ごしたいなら、一緒に過ごそうと思っていた。

『なんか、意地悪ですね・・。でも、吹っ切れた感じ。口だけじゃいや、挿れて欲しい・・・』
彼女は、首に抱きつくと、もう一度、自ら仰向けになり僕を覆い被らせて唇を重ねた。耳元で『好きになっちゃった』と言うと、激しく唇を求め、下半身を擦り付けて来た。二人は強く抱き合ったまま、そのままの姿勢で、下半身を繋ぎ、嬌声と共に絶頂に登って行った。

天井の鏡には、快感に歪み、本能を露わにした女の顔が映っていた。


その後、数年間、ラブホでの密会を続けた後、二人の環境変化と共に、男と女の関係は終わりを迎えた。
思い出の中の、晩秋の出会いでした。

今日は、この辺で。
それでは、また。


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カテゴリ: 不倫

テーマ: 大人の恋愛 - ジャンル: 恋愛

タグ: 女性器     

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コメント

実体験なのですか?

官能小説も読ませていただきました。
読んでいるだけで、その気になっちゃいますね。
実体験なのですか?
完全なフィクションを創作するのは難しいですから、どうしても実体験が基礎になってしまいますよね😊

風花(かざはな) #zpbGWri6 | URL
2021/12/18 06:08 * edit *

Re: 実体験なのですか?

風花さん、おはようございます。

そうですね、いろんな経験はさせて貰っています。
『あっ、私の事、書いてる』って感じてくれてる人が居るって事でしょうか。

小説の方は、連載中ですので、
感想、聞かせてほしいです。よろしく。

Mr.としゆき #- | URL
2021/12/21 08:13 * edit *

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

# | 
2021/12/26 03:19 * edit *

Re: 私、、、

鍵コメさん、

返事遅くなっちゃいました。
確かにドアは自分で開けないと・・・って思いますが、
覚悟も必要です。
きっと、彼女は、相当考えたんだと思いました。

Mr.としゆき #- | URL
2022/01/20 08:15 * edit *

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